こんにちは
急に空気が冷え込んで、秋を飛び越して冬の訪れを感じますね。
さて、今日はMacを買って以来ずっと気になっていたこちらの問題を取り上げたいと思います。
ノートパソコンはシャットダウンとスリープどっちが良いのか
なぜ今こんな記事を書くかというと先日こんなツイートを見かけたからであります。
エンジニアの友人に教えてもらってめっちゃ反省した話。
大事にしたい気持ちはすごくあるんだけど、今までブラック企業並みに睡眠不足に追い込んで何度も鈍器で殴ってきました。ほんとにごめん、私のMacBook。
▶︎【4コマ】パソコンだって休みたい pic.twitter.com/4Y8ZNqaNTd
— みつは@シアトル (@mitsuha_dayo) June 5, 2018
「パソコンだって休みたい」という題名で描かれた漫画で、なるほどスリープは良くなかったのか!と納得しかけたのですが、このツイートのリプライ欄を見ると必ずしもスリープが良いというわけでもなさそうな意見がちらほら見受けられたので自分でも調べてみることにしました。
シャットダウンとスリープの違い
最近では流石に浸透しているとは思いますが、念のため簡単に説明しておくと、シャットダウンはWindowsでもMacでも、ホーム的なところでシャットダウンを選択して完全に電源を切るのがシャットダウン、画面をパタンと閉じるだけの状態がスリープモードです。
シャットダウンの場合、次に使うときは電源ボタンを押して起動を待つ必要がありますが、スリープにしておくと画面を開くだけで前の作業に復帰できるので楽で便利です。これは一番わかりやすいメリットデメリットになりますよね。
シャットダウンのメリット
では、起動時間の長いシャットダウンにはどのようなメリットがあるか詳しく書いていきたいと思います。
メモリに溜まったゴミを排除できる
詳しい人が見たら怒りそうな書き方ですね(笑)
これはどういうことかというと、パソコンではHDDもしくはSSDという記憶媒体にデータを記録しているのですが、これらへのデータの書き込みの際に少しずつ溜まっていいくデータのカスみたいなのがあるんですよね。別に一回や二回なら大したことはないんですが、塵も積もれば的な感じで、ずっと放置してるとパソコンの動作が重くなってしまいます。
シャットダウンにはこのデータのカスを取り除いてリフレッシュできるという効果があります。
これだけ見ても、定期的なシャットダウンはどうやら必要そうですね。
消費電力が少ない(ない)
電源が切れているので当たり前ですよね(笑)
ただ、ここに一つ大きな落とし穴があります。それはパソコンのシャットダウンと起動の際には電力消費が大きいということです。
つまり、一回の起動時に少ししかパソコンを使わないにも関わらずシャットダウンと起動を繰り返すと、スリープをするよりも消費電力が大きいということになってしまいます。
音が出なくて静か
これをメリットとして挙げるかは迷いました(僕のMacbookくんは別に音がしないので)が、確かに前に使っていたノートパソコンだとブゥオオォォォォォオォォン‼︎‼︎‼︎‼︎みたいな音がしていた気もしますし、機種や年代によってはかなり大事なことかもしれません。
スリープにするメリット
とにかく楽
自分的にはこれに尽きる気がします。作業が終わったら、もしくは途中でも画面をパタン、と閉じればそれで終わり。次に使いたい時には画面を開けば良いのですから、圧倒的に楽ですよね。
(頻繁に使うなら)消費電力が少ない
これはシャットダウンのメリットにも書きましたが、頻繁にシャットダウンと起動を繰り返すならむしろスリープの方が消費電力が少ないです。
WindowsでおなじみのMicrosoft社によると、90分以内にもう一度使うならスリープの方が節電できるらしいです。
というわけで両方のメリットを挙げてみました。次は調べていて思った疑問と答えを書いていきます。
スリープで持ち運びをすると危ないって本当?
僕はメンドくさがりなのでできればスリープで持ち運びたいのですが、スリープだと中の部品が固定されなくて危ないという意見を見たので調べて見ました。
結果としてわかったことは、使っているパソコンの記憶媒体がHDDかSSDかで違うということです。
HDDは前々から使われている大容量記憶媒体ですが、中でディスクが回転することでデータを記録しています。
つまりパソコンの中身が動くということですね。
スリープモードではHDDがいつでも記録できるよう準備しているため、衝撃などで中身が動いてしまうのです。
これによりパソコンに悪い影響がある、というのが「スリープ状態での持ち運びが危険」という意見の正体です。
SSDを使用しているパソコンはディスクが回転して記録するわけではないので、スリープモードで持ち運んでも大丈夫ということです。
僕のMacbookはSSDを使用しているのでスリープでも持ち運べるということですね。やったぜ。
結局どっちが節電になるの?
だらだらと書きましたが簡潔にまとめると、スリープは電源オフに比べて常時電力を少しづつ消費するものの、頻繁に電源のオンオフを繰り返すならばそのための消費電力よりは少ない。ということです。
90分以内にもう一度使うならスリープにしましょう。
最低でもどれぐらいの頻度でシャットダウンするべき?
これに関しては正確な答えを見つけることができませんでした(無能)
三日間に一度、一週間に一度など、自分で期間を決めてシャットダウンを行うことでパソコンの動作の快適さが保たれるのではないでしょうか?
まとめ
今回はノートパソコンのシャットダウンvsスリープについて書きました。
最後に要点をまとめたいと思います。
- 頻繁に使うときはスリープの方が消費電力は少ない!
- 持ち運びの際はHDD内蔵パソコンならシャットダウン、SSD内蔵パソコンならスリープでOK!
- 動作の快適さを保つため、一定期間でシャットダウンすることも大事!
こんな感じでしょうか。だらだら書いた割には随分コンパクトにまとまりました。
最後に、シャットダウンとスリープどちらがいいかに関しては、Apple社もMicrosoft社も公式見解を出していないのでどちらが確実とは言えません。この記事はネットの意見に拠って書いたものですので、参考にする際には他サイトなどの情報と比べつつ精査してください!
それでは!
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