七夕に会おう─。カルピス100周年の記念イベントに行ってきた

朝からやっていた仕事が終わり、帰路につく。

今日は金曜日だ。せっかくだし飲むか、美味しいものでも食べたいなと思いながら神田の街をふらふら歩いていると学校のような建物にたどり着いた。

練成中学校─かつてそう呼ばれた建物は、中学校としての役目を終え、今は「アーツ千代田3331」というアートセンターへと姿を変えている。

オフィスとして使う会社だったり展示会を開催する人だったりと、さまざまな団体が入居しているアーツ千代田3331だが、入れ替わりで特別展もやっており、それがなかなか面白そうなのでたまに通りがかるとふらっと立ち寄ることもあった。

どうやら今はカルピスのイベントをやっているようだ。正面の大階段に幕がかかっていた。

中に入るとすぐ右にコッペパン屋さんがある。

美味しいコッペパンが食べれる上種類も豊富なのでたまにランチに使うのだが、今はカルピスとのコラボメニューをやっているらしく、カルピスと、甘酒など別の飲み物を合わせたドリンクや、カルピスを素材の中に練りこんだコッペパンなど美味しそうだった。

そしてドリンクメニューの中に一段と輝くメニューが…

ダブルカルチャードである。

ダブルカルチャードはビールとカルピスを混ぜたドリンク。

僕はビールが大好きなのだ。

そして何よりダブルカルチャードという響きがかっこいい。

きっと2本の刀を使って敵を切り刻む技かなにかだ。

というわけでダブルカルチャードと小エビとメンタイコポテトサラダコッペパンを注文。

少し時間がかかるというのでパンが出来るまで館内を見て回ろう。

 

展示コーナーでカルピス100th七夕に会おう展という特別展をやっていたので入ってみた。

入った瞬間に現れる文字のトンネル。ひらがながひもに繋げられとても綺麗である。

まさにインスタ映えといった感じだ。チームラボと言われても違和感ない。

カルピスカラーの「め」も涼しそう。文字の色が場所ごとにグラデーションになっているので場所ごとに違いがあって楽しい。

紫色の部分は葡萄畑のようだ。

個人的には真っ白なところが一番好きだった。

ちなみにこのコーナーには「カルピス」の文字が隠れているらしいので、行ったら是非探してみてほしい。

結構見つけるのは大変だった。

カルピスカラー。文字が浮いて見えるのが不思議である。




写真をとっていて我に帰る。

いったいなぜ僕は、野郎一人で映えスポットにいるのだろうか。

かなしい

だんだんこの空間に一人でいるのが悲しくなってきたので移動する。

ほんとは2階にもっと映える光る玉的サムシングもあるらしいがこれ以上は心が耐えられないので行かない

続きは自分の目で確かめろ!!!

 

さて、コッペパンができたようだ。

こちらがダブルカルチャード。

ビールの風味を残しつつ、カルピスの甘さが上手く混ざってとても美味しい。

コッペパンも優しい味で、荒んだ心を癒してくれるようだった。

一人で寂しく食事をしていたらスタッフの方がカルピスの缶をくれた。ナミダ。

アルコールに包まれ、今日の労働の疲れも、一人で映えスポットにいた悲しさも、全てカルピスの泡の中に消えていく…

 

今年の七夕も、織姫は現れない…

……………………

…………

……

死。

 

 

おわり。

 

【イベント情報】

カルピス®100th 七夕に会おう展

日程: 2019年07月04日(木)~2019年07月14日(日)
時間: 11:00-20:00(dot river 参加最終受付19:45/カルピス®カフェ ラストオーダー:フード19:00、ドリンク19:30)
料金: 無料
会場: 1F メインギャラリー(7/7まで)、1F コミュニティスペース、1F COPAINS de 3331(コパン ドゥ 3331)、2F 体育館

カルピス100th スペシャルサイト

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